<この記事でわかること>
- 広報を業務委託できる内容とその範囲
- 広報を外部委託するメリット・デメリット
- 広報に関する外部支援をお探しなら「ProShare(プロシェア)」
\ 広報部門立ち上げ・強化や危機管理広報を支援 /
広報の業務委託とは、外部の専門業者やプロ人材に広報活動を依頼すること
広報の業務委託とは、プレスリリースの作成やメディア対応、SNS運用などの広報活動を、企業が外部の専門業者やフリーランス・プロ人材に依頼することです。
従来はPR会社への一括委託が中心でしたが、近年では週1~3日稼働のプロ人材を活用するケースも広がっており、中小企業やスタートアップでも広報機能を持ちやすくなっています。
社内に専任の広報担当者を置けない企業にとっても、外部の知見やネットワークを活かして、認知拡大とブランド形成を進められる選択肢として注目されています。
業務委託できる主な広報業務
委託できる広報業務の範囲は幅広く、自社の課題や予算に応じて、必要な業務だけを選んで依頼が可能です。
業務委託で対応できる主な広報業務としては、以下のような業務が挙げられます。

広報戦略・プランニング
企業のブランドや認知拡大に向けた、広報戦略・プランニングを外部に委託できます。
ターゲットとするメディアの選定やメッセージの整理など、広報活動の方向性を定める上流業務として委託しやすい領域です。
プレスリリースの作成・配信
プレスリリース原稿の作成と配信も、業務委託できる広報業務です。
文章構成から配信先のリスト管理まで、実務的な業務として委託しやすく、広報業務委託のなかでも、とくに需要が高い業務のひとつです。
メディアリレーション構築
記者・編集者との関係構築や取材対応などのメディアリレーション構築も委託可能です。
豊富な人的ネットワークを持つ外部人材に委託すれば、メディアへの掲載を獲得できる可能性が高まるでしょう。
SNS・オウンドメディア運用
自社のSNSアカウントの投稿管理や、オウンドメディアのコンテンツ企画・編集も、外部に委託できます。
継続的な情報発信が求められる領域でもあり、社内リソースの負荷を下げながら運用したい企業の利用に適しているといえるでしょう。
イベント・取材対応の企画・運営
プレスイベントや展示会の企画・運営、取材対応の準備を委託できます。
業界に詳しい人材に依頼すれば、イベントや取材に業界関係者を集客したり、メディアで取り上げてもらったりすることが可能になりやすい業務です。
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広報業務を委託するメリット
広報業務を外部に委託することで、さまざまなメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

専門スキルとメディアネットワークを即活用できる
メディアへの人脈や実績を持つ専門人材のスキルをすぐに活用できることが、広報業務を委託するメリットです。
広報業務は経験や業界人脈が成果に直結するため、即戦力人材の採用・育成に時間やコストがかかりやすい領域といえます。
そのため、外部に委託することで、スピーディーに広報機能を立ちあげられる点が大きな強みです。
コストを柔軟にコントロールできる
正社員として専任の広報担当を採用する場合と比べ、必要な業務量に応じてコストを調整しやすいことも業務委託のメリットです。
採用や育成にかかるコストを抑えながら、必要なときだけ外部の人材の力を借りることができます。
客観的な視点で自社を発信できる
自社の魅力や課題を客観的な視点で把握できるため、読者に伝わるメッセージを設計しやすいことも広報業務を委託するメリットといえます。
社内で広報を担う場合、自社の強みや特徴を当然のこととして捉えがちで、外部からの見え方を客観的に把握しにくいかもしれません。
一方、社外のプロ人材は生活者やメディアの視点から企業を俯瞰できるため、「伝えるべき価値は何か」を整理した上で、読者に刺さるメッセージを設計できます。
社内リソースの効率化につながる
広報業務を外部に委託することで、社内の人的リソースをコア業務に集中できる点もメリットのひとつです。
少人数のチームでも広報機能を維持できるため、とくにスタートアップや中小企業にとって有効な手段といえます。
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広報業務を委託する際のデメリット・注意点
広報業務の委託にはメリットがある一方で、事前に把握しておくべきデメリットや注意点もあります。
委託を検討する際は、こうしたリスクを理解した上で、対策を講じていかなければなりません。
社内にノウハウが蓄積されにくい
業務を外部に委託し続けると、広報に関する知見や経験が社内に残りにくくなる点にも注意しなければなりません。
外部依存が高まることで、担当者が代わった際に、業務継続が困難になる場合もあります。
社内との連携や情報共有のルールを整備し、広報に関する知見や経験などのノウハウを社内に蓄積することが重要です。
費用対効果の見極めが難しい
広報活動は成果がすぐに数値化しにくく、委託費用に見合った効果が出ているかの判断が困難なケースもあります。
KPIの設定やレポーティングの仕組みを事前に合意しておくことが、効果検証のためには不可欠です。
委託開始前にKPIを明確に定めて、月次レポートで委託先と確認し合い、費用対効果の可視化と継続的な改善につなげていきましょう。
情報管理・機密保持のリスクがある
外部人材に社内情報や未公開情報を共有する機会が生じるため、情報漏洩への対策が必要な点も注意点です。
秘密保持契約(NDA)の締結と、共有する情報の範囲の明確化を、事前に進めておくことが求められます。
とくに、未発表の製品情報や経営計画など、外部漏洩が企業に大きな影響を与える情報は、委託先との合意ルールを事前に明文化しておきましょう。
コミュニケーションの齟齬が生じやすい
社内と委託先の間で、コミュニケーションにズレが生じることがある点にも注意が必要です。
定期的なミーティングや情報共有の場を設けることで、連携の質を高めなければなりません。
また、委託開始時のオンボーディングで、自社のブランドトーンやNG表現、ステークホルダーとの関係性など、社内では当然とされる背景情報は丁寧に伝えておくようにしましょう。
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広報業務を委託する際の費用相場
広報業務の委託費用は、依頼する業務の範囲や契約形態、稼働時間によって大きく異なります。
委託を検討する際は、あらかじめ自社の予算感と必要な業務範囲を整理した上で、相場と照らし合わせるようにしましょう。
ここでは、業務委託の代表的な契約形態として「タスク型」「プロジェクト型」「ミッション型」に分けてご紹介します。
タスク型
タスク型とは、プレスリリース作成・配信やSNS運用、メディアリレーション構築など、特定の業務単位で委託する契約形態です。
必要な業務のみを依頼できるため、広報業務の一部を外部へ任せたい場合や、社内のリソース不足を補いたい場合に適しています。
費用は依頼する業務内容によって異なりますが、業務単位で依頼できるため、必要な範囲に応じて柔軟に委託しやすいことが特徴です。
以下は、主な広報業務をタスク型で委託した場合の費用相場の目安です。
■タスク型で委託できる主な広報業務の費用相場
| 業務内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 広報戦略立案・プランニング | 月額10万~50万円程度 |
| プレスリリース作成・配信 | 1件あたり15万~25万円程度 |
| メディアリレーション構築 | 月額15万~50万円程度 |
| SNS・オウンドメディア運用 | 月額10万~40万円程度 |
| イベント企画・運営 | 1件あたり40万~80万円程度 |
※業務費用は、規模や依頼内容によって異なります。
プロジェクト型
プロジェクト型とは、新サービスのローンチや採用広報の立ちあげ、危機管理対応など、数カ月から年単位で進める広報プロジェクトを委託する契約形態です。
戦略立案から施策の実行、効果検証までを一括して任せられるため、社内に広報担当者がいない企業や、短期間で集中的に成果を出したい場面に適しています。
委託費用はプロジェクトの規模や期間によって変動しますが、月額15万~100万円程度が目安です。
ミッション型
ミッション型とは、企業の広報機能を強化するために、プロ人材が長期的に伴走しながら継続的に支援する契約形態です。
ブランド戦略の立案や広報体制の構築、メディアリレーションの強化、人材育成など、広報活動全体を中長期的な視点で支援します。
委託費用は役割や稼働時間によって異なりますが、月額15万~100万円程度が目安です。
広報体制を強化したい企業や、自社にノウハウを蓄積しながら継続的に成果を高めたい企業に適しています。
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広報業務を委託する際のポイント
広報業務の委託を成功させるには、委託先の選定だけでなく、依頼前の準備と委託後の運用管理も重要です。
以下の3つのポイントを押さえることで、委託の効果を最大限に引き出すことができるでしょう。

委託したい業務と目的を明確にする
広報の業務委託を成功させるには、「何のために広報を強化したいのか」「どの業務を外部に任せたいのか」を事前に整理することが重要です。
目的が曖昧なまま委託すると、期待した成果が得られず費用対効果が低くなりやすいため、まずは委託範囲を明確に定義することから始めましょう。
たとえば、「新サービスのローンチに向けてメディア露出を増やしたい」「採用広報としてオウンドメディアを強化したい」など、目的が具体的であるほど、委託先の選定基準も絞りやすくなります。
KPIとレポーティング体制を整える
広報活動の効果を把握するために、メディア掲載数やWebサイト流入数など、具体的な指標を設定しておくことも欠かせません。
定期的な報告や振り返りの場を設け、委託先との認識を合わせながら、改善を続けていくようにしてください。
なお、設定するKPIの例としては、月間メディア掲載件数やプレスリリース配信後の問い合わせ数、SNSのエンゲージメント率などが挙げられます。
自社との相性・スキルマッチを確認する
委託先が自社の業界や領域に精通しているか、コミュニケーションが取りやすいかといった点も重要な選定基準です。
委託先の過去の実績やポートフォリオを確認し、自社の広報担当者や経営層との相性を見極めるようにしましょう。
必要なスキルを持つ外部の人材を活用することで、自社に不足しているノウハウやネットワークを補完できます。
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広報支援のプロ人材活用事例
パソナJOB HUBが提供する「ProShare(プロシェア)」を活用し、広報支援を実現した企業の事例をご紹介します。
自社でのプロ人材活用を検討する際の参考としてご覧ください。
プロ人材との伴走で、行動変容を意識した広報活動へ(三菱ガス化学株式会社様)
三菱ガス化学株式会社では、2020年に広報とIRを分離し、広報機能を総務人事部に移管しましたが、広報手法に関するノウハウが社内に存在せず、どこから手をつけるべきか手探りの状態が続いていました。
中途採用による内製化も検討しましたが、幅広い事業領域を持つ同社への適応に時間がかかることを懸念して、「ProShare(プロシェア)」のプロ人材を活用。
広報の基礎勉強会やプレスリリースの書き方講座をはじめ、新施設のアピール戦略、広告の費用対効果の助言まで、プロ人材による多岐にわたる支援を実施しました。
その結果、行動変容まで意識した質の高い広報活動へと変革し、担当者の視座の向上にもつながっています。
三菱ガス化学株式会社様の詳細は、以下の記事をご覧ください。
広報活動へのフィードバックにより経験値が向上。新しい挑戦ができる体制に(東洋製罐グループホールディングス株式会社様)
東洋製罐グループホールディングス株式会社では、サステナビリティ推進部内に広報機能を新設した当初、社内に広報やインナーブランディングに精通した人材がいない状態でした。
PR会社への委託も検討しましたが、自社の状況や企業文化を理解した上で伴走してほしいという思いから、「ProShare(プロシェア)」のプロ人材を活用。
プロ人材は、定期ミーティングを通じて広報活動全般へのフィードバックを継続して行いました。
現場の担当者たちは、同じ情報でも切り口や構成・公開タイミングを変えることで伝わり方が大きく変わることを学び、前年比1.5倍ものプレスリリースの発信を実現できました。
東洋製罐グループホールディングス株式会社様の詳細は、以下の記事をご覧ください。
広報のリソース・人材不足には、外部プロ人材を活用しよう
広報業務の外部への委託は大手企業のほか、スタートアップ、中小企業にも活用が広がっています。
外部プロ人材を活用することで、「必要な業務だけ依頼したい企業」から「広報体制そのものを強化したい企業」まで、課題に応じて柔軟に活用できます。
パソナJOB HUBの「ProShare(プロシェア)」では、広報・PR分野の知見・実績を持つプロ人材が多数登録しており、企業ごとの課題に応じて適切な人材を紹介可能です。
週1日からの稼働や短期支援など、必要な分だけプロ人材のスキル・ネットワークを取り入れられます。
2,500社以上の導入実績があり、ヒアリングから最短1週間で支援開始が可能です。
初回相談・人材提案はすべて無料です。
「社内の広報リソースが不足している」「スピード感をもって広報活動を強化したい」とお考えの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
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よくある質問
広報を業務委託するメリットは?
広報を業務委託する主なメリットは、「専門スキルとメディアネットワークを即活用できる」「コストを柔軟にコントロールできる」「客観的な視点で自社を発信できる」「社内リソースの効率化につながる」という点です。
とくに、社内に広報担当者がいない企業や、採用コストを抑えたいスタートアップ・中小企業にとって有効な手段といえるでしょう。
広報を業務委託する際の費用相場は?
広報の業務委託の費用相場は、依頼する業務内容や契約形態、稼働時間によって異なります。
たとえば、プレスリリース作成・配信は1件あたり5万~25万円程度、広報戦略立案・プランニングは月額10万~50万円程度が目安です。
また、新サービスのPRや採用広報などを一括して委託するプロジェクト型や、プロ人材が継続的に伴走するミッション型では、月額15万~100万円程度が目安となります。
広報を業務委託する際のリスクや注意点は?
広報を業務委託する際には、「社内にノウハウが蓄積されにくい」「費用対効果の見極めが難しい」「情報管理・機密保持のリスクがある」「コミュニケーションの齟齬が生じやすい」などの注意点があります。
KPIの設定やNDAの締結、情報共有ルールの整備などの事前準備を行うことで、リスクを最小化できるでしょう。