<この記事でわかること>
- PR会社の役割と広告代理店との違い
- PR会社に依頼できる業務内容と費用相場
- PR会社の選び方と代表的な5社の特徴
- 広報に関する外部支援をお探しなら「ProShare(プロシェア)」
\ 広報部門立ち上げ・強化や危機管理広報を支援 /
PR会社とは?
PR会社とは、企業の広報活動を代行・支援する企業のことです。
PR会社の主な目的は、メディアへの情報発信によるブランド価値の向上と、ステークホルダーとの良好な関係構築です。
単なる情報発信の代行にとどまらず、戦略設計・危機管理・デジタル広報まで、幅広く支援を行います。
SNSやWebメディアの普及により情報発信がリアルタイム化している今日、専門家による広報支援の重要性は一層高まっています。
社内に広報担当者がいない企業や、より戦略的にPR活動を強化したい企業にとって、PR会社への依頼は有力な選択肢といえるでしょう。
PR会社と広告代理店の違い
企業の認知拡大やブランディングを支援する企業には、PR会社のほかにも広告代理店がありますが、メディアに対するアプローチの方法が大きく異なります。
PR会社は、メディアとの関係構築や広報活動の支援を通じて、企業やブランドの認知向上・信頼獲得を目指す会社です。
具体的には、プレスリリースの配信や記者向けの働きかけによって、「報道」として取り上げてもらうことを目的としています。
第三者であるメディアが取り上げることで、広告よりも信頼性が高いと受け取られやすい点がアプローチ方法の特徴です。
一方、広告代理店は広告枠を購入して情報を掲載するため、テレビCMや新聞・Web広告など、掲載内容や時期を自社でコントロールできます。
ただし、広告出稿費用がかかるため、PR活動と比べてコストが高くなる傾向があります。
つまり、PR会社は「信頼性のある報道として取り上げられことを目指す広報活動」を担い、広告代理店は「お金を払って広告として確実に掲載する広告活動」を主に担う点が大きな違いです。
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PR会社に依頼できること
PR会社では、パブリシティ活動やメディアリレーション、PR戦略の立案・実行、デジタル広報、危機管理広報などを支援しています。
依頼できる業務や支援範囲は会社によって異なるため、自社の課題や目的に応じて、必要な支援内容を見極めることが重要です。

パブリシティ活動・メディアリレーション
パブリシティ活動・メディアリレーションは、プレスリリースの作成・配信、記者発表会の企画・運営、メディアとの関係構築といった業務です。
メディアに「取り上げたくなる情報」として届けるための切り口づくりやタイミング調整も担います。
報道機関とのネットワークが豊富な会社ほど、掲載獲得の可能性が高まるといえるでしょう。
PR戦略の立案
PR会社には、広報・PRの目標設定やターゲット策定、KPI設計といった、PR戦略の立案も依頼できます。
単発施策ではなく、中長期的な広報戦略を設計し、認知拡大や企業価値の向上につなげます。
戦略設計のみを依頼することも、実行支援まで含めて依頼することも可能です。
デジタル・SNS広報
PR会社には、SNS運用、オウンドメディア活用、動画PR、インフルエンサー連携など、デジタル・SNS広報領域での活動も依頼可能です。
情報がリアルタイムで拡散する環境に対応するため、デジタル・SNS広報の体制構築や運用設計も重要な支援領域となっています。
オンラインとオフラインを組み合わせた統合的な広報戦略を提案する会社も増えています。
危機管理広報(クライシスマネジメント)
PR会社へは、危機管理広報(クライシスマネジメント)も依頼が可能です。
危機管理広報とは、不祥事やクレーム、SNS炎上など、緊急事態が発生した際の対応を支援します。
第三者視点を持つ専門家が関与することで、冷静かつ的確な初動対応が取りやすくなるでしょう。
事前のリスクシナリオ策定・対応ガイドライン整備など、予防的な体制づくりも依頼できます。
危機管理広報については、以下の記事をご覧ください。
PR会社に依頼するメリット
広報の内製化が難しい場合、PR会社への依頼がひとつの方法です。
PR会社へ依頼する主なメリットを紹介します。

専門スキルとメディアネットワークを活用できる
PR会社に依頼するメリットは、PR会社が持つ専門的なスキルとメディアネットワークを活用できることです。
PR会社に依頼すれば効率的にメディア露出を実現できるため、社内に広報担当者がいない企業でも支援を受けることができます。
広告と違って第三者であるメディアが報じることで、消費者の信頼を得やすい点も強みです。
広報体制を短期間で構築できる
社内に広報専任者がいない場合でも、外部リソースの活用により迅速に広報活動を開始できることもPR会社に依頼するメリットといえます。
プレスリリース作成やメディア対応など、必要な業務から段階的に立ち上げることが可能です。
採用や育成を待たずに広報機能を整備できるため、とくにスタートアップや急成長企業などでの活用は効果的といえるでしょう。
社内リソースの効率化につながる
プレスリリース作成やメディア対応などをPR会社に委託することで、社内の担当者の負担を大きく軽減できる点もメリットです。
限られた人員でも広報活動を継続しやすくなり、コア業務への集中が可能になります。
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PR会社の選び方
PR会社は数多く存在するため、自社の課題やフェーズに合った会社を選ぶことがポイントといえます。
費用や知名度だけでなく、以下のポイントを参考に、複数の観点から自社に最適なPR会社を選びましょう。
広報・PRの目的を明確にする
「認知拡大したい」「メディアへの露出を増加させたい」「危機管理体制を整備したい」など、自社の広報・PRの目的を先に明確にすることで、依頼先を選定する軸が定まります。
目的が曖昧なまま依頼すると、成果の測定や費用対効果の判断が難しくなります。
経営目標や事業フェーズと、広報活動を連動させた目的設定が理想的といえるでしょう。
支援実績・業界特化を確認する
自社業界での支援実績や掲載事例、成功事例の開示有無を確認しましょう。
自社業界や事業規模に近い企業の支援実績があるかも重要な判断材料となります。
「総合型で何でもできる」より「自社のニーズと得意分野が合致しているか」を優先する視点が重要です。
支援体制・担当者を確認する
広報業務を依頼するPR会社とは長期的な関係性になるため、担当者の対応力やコミュニケーションの取りやすさを確認しておきましょう。
支援体制や担当者を事前に把握することも重要です。
初回打ち合わせでの提案内容や業界理解度、説明の分かりやすさも、判断材料のひとつになります。
費用・契約形態を比較する
月額固定や成果報酬といった契約形態や解約条件、最低契約期間も、事前に確認しておくようにしてください。
業務範囲を絞ると費用を抑えられる場合もあるため、依頼業務を明確にしてから見積もりを取ることをおすすめします。
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国内大手PR会社の一例
国内にはさまざまなPR会社があります。
ここでは、業界で高い知名度を持ち、幅広い広報支援実績を有する代表的なPR会社の一例として、5社をご紹介します。
株式会社ベクトル
PR事業を中核として、プレスリリース配信やダイレクトマーケティング、デジタルマーケティングなど、幅広い事業を展開する総合PR会社です。
国内外にネットワークを持ち、グローバルな広報支援にも対応しています。
株式会社プラップジャパン
独立系総合PR会社として、メディアプロモートやデジタル施策、危機管理対策といった企業のコミュニケーション領域を包括的にサポートしています。
多様な業界への支援実績を持つ点が特徴です。
株式会社サニーサイドアップ
PRやブランディング、プロモーションなどを行う事業会社を傘下に持ち、企業の幅広いコミュニケーション活動を支援するPR会社です。
国内外で多様なPR・マーケティング支援を展開しており、サステナビリティへの取り組みにも注力しています。
株式会社マテリアル
コーポレートブランディングやプロダクトマーケティングを強みとする戦略PR会社です。
パブリックリレーションズやクリエイティブ、メディアプランニング、キャスティングなど、幅広いサービスを展開しています。
共同ピーアール株式会社
メディアリレーションズを強みとし、企業の広報活動を幅広く支援する総合PR会社です。
広報・PRコンサルティングやデジタルPR、危機管理広報、海外広報、インバウンドインフルエンサー事業、広報教育など、幅広いサービスを展開しています。
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PR会社の費用相場
PR会社への依頼費用は、支援内容や契約期間、依頼範囲によって大きく異なります。
一般的には、プレスリリース作成・配信など一部業務のみの支援よりも、戦略立案から実行までを含む包括的な支援のほうが費用は高くなる傾向にあります。
以下は、主な広報業務をPR会社に委託した場合の費用相場です。
■広報業務を委託する費用相場
| 業務内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 広報戦略立案・プランニング | 月額10万~50万円程度 |
| プレスリリース作成・配信 | 1件あたり15万~25万円程度 |
| メディアリレーション構築 | 月額15万~50万円程度 |
| SNS・オウンドメディア運用 | 月額10万~40万円程度 |
| イベント企画・運営 | 1件あたり40万~80万円程度 |
※業務費用は、PR会社の規模や依頼内容によって異なります。
広報支援には、プロ人材という選択肢もある
広報活動の外部支援はPR会社への一括委託だけでなく、必要な業務のみをプロ人材に依頼する選択肢もあります。
プロ人材は、広報戦略の設計からメディア対応、実務支援まで、必要な領域を柔軟に担えるため、課題に応じたスモールスタートが可能です。
また、週1日~など、稼働単位で依頼できるケースも多く、採用コストを抑えながら専門人材を活用できます。
PR会社に比べると費用を柔軟に設定できる一方、チームで動くPR会社と異なり個人対応になるケースが多いため、支援範囲や稼働量に制限が生じることもあります。
自社の体制や予算、求める支援内容に応じて、PR会社とプロ人材のどちらが適しているかを見極めて活用するようにしましょう。
■PR会社とプロ人材の主な違い
| 項目 | プロ人材 | PR会社 |
|---|---|---|
| 戦略立案 | ○(対応可能) | ○(対応可能) |
| 支援の範囲 | 戦略立案から実務支援まで一貫して支援 | PR活動全体を支援できる「総合型」と、特定分野に強い「専門型」に分かれる |
| 費用感 | 低く始められる | 大手は高め |
| 社内へのノウハウ蓄積 | ○(可能) | △(丸投げする場合は不可) |
| 向いているケース | ・広報・PR部門を立ち上げたい ・将来的には広報業務を内製化したい | 特定の業務を丸ごと依頼したい |
広報コンサルティングについては、以下の記事もご参照ください。
広報支援のプロ人材活用事例
パソナJOB HUBが提供する「ProShare(プロシェア)」を活用し、広報支援を実現した企業の事例をご紹介します。
自社でのプロ人材活用を検討する際の参考としてご覧ください。
プロ人材との伴走で、行動変容を意識した広報活動へ(三菱ガス化学株式会社様)
三菱ガス化学株式会社では、2020年に広報とIRを分離し、広報機能を総務人事部に移管しましたが、広報手法に関するノウハウが社内に存在せず、どこから手をつけるべきか手探りの状態が続いていました。
中途採用による内製化も検討しましたが、幅広い事業領域を持つ同社への適応に時間がかかることを懸念して、「ProShare(プロシェア)」のプロ人材を活用。
広報の基礎勉強会やプレスリリースの書き方講座をはじめ、新施設のアピール戦略、広告の費用対効果の助言まで、プロ人材による多岐にわたる支援を実施しました。
その結果、行動変容まで意識した質の高い広報活動へと変革し、担当者の視座の向上にもつながっています。
三菱ガス化学株式会社様の事例については、以下の記事をご覧ください。
広報活動へのフィードバックにより経験値が向上。新しい挑戦ができる体制に(東洋製罐グループホールディングス株式会社様)
東洋製罐グループホールディングス株式会社では、サステナビリティ推進部内に広報機能を新設した当初、社内に広報やインナーブランディングに精通した人材がいない状態でした。
PR会社への委託も検討しましたが、自社の状況や企業文化を理解した上で伴走してほしいという思いから、「ProShare(プロシェア)」のプロ人材を活用。
プロ人材は、定期ミーティングを通じて広報活動全般へのフィードバックを継続して行いました。
現場の担当者たちは、同じ情報でも切り口や構成・公開タイミングを変えることで伝わり方が大きく変わることを学び、前年比1.5倍ものプレスリリースの発信を実現できました。
東洋製罐グループホールディングス株式会社様の事例については、以下の記事をご覧ください。
広報活動の強化ならProShare(プロシェア)
広報活動の強化には、PR会社への外部委託のほかに、広報顧問・プロ人材として社内で伴走する支援形態もあります。
パソナJOB HUBの「ProShare(プロシェア)」では、広報・PRの各分野のプロ人材が多数登録しており、企業ごとの課題に応じて適切な人材を紹介可能です。
週1日からの稼働や短期支援など、必要な分だけプロ人材のスキル・ノウハウを取り入れられます。
2,500社以上の導入実績があり、ヒアリングから最短1週間で支援開始が可能です。
初回相談・人材提案はすべて無料です。
「PR会社への一括委託は費用が高い」「まず必要な領域だけを強化したい」という場合は、プロ人材の活用もご検討ください。
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よくある質問
PR会社に依頼できることは?
PR会社には、「パブリシティ活動・メディアリレーション」「PR戦略の立案」「デジタル・SNS広報」「危機管理広報」などを依頼できます。
会社によって得意分野や対応範囲が異なるため、自社の課題や目的に応じて支援内容を確認することが重要です。
PR会社に依頼するメリットは?
主なメリットは、「専門スキルとメディアネットワークをすぐに活用できる」「広報体制を短期間で構築できる」「社内リソースの効率化につながる」の3点です。
広告費を支払わずに第三者であるメディアに取り上げてもらえるため、信頼性の高い情報発信が可能になります。
PR会社以外の広報代行の選択肢は?
PR会社への一括委託のほかに、フリーランスや副業・複業で活動する広報プロ人材に必要な業務のみを委託する選択肢があります。
プロ人材は週1日〜の稼働で柔軟に対応でき、コストを抑えながら専門的な広報支援を受けられます。
自社の予算や体制に応じて、最適な契約形態を選ぶことが重要です。