近年、企業が抱える経営課題解決や競争力強化に欠かせない存在として、注目を集めているのが「プロ人材」です。
プロ人材とは、専門的なスキルや経験を持ち、企業の「攻めの経営」を支える人材を指します。しかし、「プロ人材の詳細」や「自社に合うプロ人材の見つけ方」がわからない人も、多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、プロ人材の定義や種類、活用方法を解説します。
さらに、内閣府が推進する「プロフェッショナル人材事業」や、多様なタイプのプロ人材の特徴、自社に最適なプロ人材の見つけ方まで、幅広くご紹介します。
<この記事でわかること>
- プロ人材の定義や注目される背景や種類
- プロ人材の導入メリットと導入方法
- プロ人材をお探しならProShare(プロシェア)
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プロ人材とは、企業の経営課題を解決すべく専門的なスキルや経験を持つ人材
プロ人材(プロフェッショナル人材)とは、経営や人事、営業、IT・DXなど特定分野において高い専門性を持ち、即戦力として成果を出せる人材を指します。
年齢制限や必須資格はなく、新規事業の立ち上げ・新商品の開発・生産性の向上など、「攻めの経営」に貢献できるのが強みです。ミドル層やシニア層だけでなく、若くして専門性を発揮するプロ人材も増えています。
また、フルタイム雇用ではなく、必要な期間やテーマごとに活用できる点も特徴で、社内に不足している知見を補い、課題解決をスピーディーに進められます。
プロ人材が注目され始めたのは2016年頃で、内閣府による「プロフェッショナル人材事業」が地方創生政策の一環として始まったことが契機です。
以降、企業の成長戦略を支える存在として、新たな視点や革新的なアイディアをもたらす重要な役割を担うようになりました。
内閣府が推進するプロフェッショナル人材事業とは
内閣府が推進するプロフェッショナル人材事業とは、「地域経済の活性化」と「企業の成長促進」を目的としています。
まち・ひと・しごと創生本部事務局が主導し、全国各地に設置された「プロフェッショナル人材戦略拠点」を通じて実施することが特徴です。
具体的な取り組みには、以下のような内容が挙げられます。
- 地域企業の成長支援…潜在的な成長力を持つ地域企業に対する経営戦略の策定支援
- プロ人材のマッチング…企業ニーズに応じた適切なプロ人材の紹介・採用支援
- 意識改革の推進…経営者向けセミナーや相談会を通じたプロ人材活用の重要性の啓発
- ネットワークの構築…地域金融機関や人材紹介会社などと連携し、効果的な人材マッチングを実現
こうした取り組みにより、地方企業が必要とするプロ人材を都市部から呼び込み、地域経済の活性化と企業の競争力強化につながることが期待されています。
プロフェッショナル人材事業については、以下のページをご覧ください。
内閣府事業プロフェッショナル人材事業
https://www.pro-jinzai.go.jp/
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プロ人材活用のメリット
プロ人材を活用することで、企業はコストを抑えながら必要な専門性を取り入れ、経営課題を効率的に解決できます。
ここでは、代表的なメリットをご紹介します。

コストを抑えて即戦力を確保できる
プロ人材を活用すれば、コストを抑えて即戦力を確保できることが大きなメリットです。
必要なときに必要な期間だけ活用できるため、固定的な人件費を抑えながら即戦力を確保できます。フルタイムで採用する場合に比べて採用コストや教育コストを削減でき、リスクを最小限に抑えつつ導入可能です。
経営資源を効率的に活用したい企業にとって、大きなメリットといえるでしょう。
社内にない知見を取り入れられる
社内にない知見を取り入れられることも、プロ人材を活用するメリットのひとつです。
社内メンバーだけでは補いにくい専門スキルや経験を外部から取り入れることで、課題解決のスピードと精度を高められます。
とくに新規事業の立ち上げやDX推進など、専門性の高いテーマでは大きな効果を発揮するでしょう。
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経営課題を解決に導くプロ人材の種類は?
プロ人材には、さまざまな種類が存在し、企業の経営課題に応じて適切な人材を選択することが重要です。主な種類は、以下のとおりです。

経営戦略・事業推進のプロ人材
経営戦略・事業推進のプロ人材は、新規事業の立ち上げや中期経営計画の策定など、企業全体の方向性をリードする役割を担います。
市場環境を踏まえた戦略立案や実行支援を行い、変化の激しい経営環境において成長を加速させます。
経営層に近い立場で意思決定をサポートする点が大きな特徴です。
営業・マーケティングのプロ人材
営業組織の立て直しやデジタルマーケティング施策の設計など、売上に直結する活動を支援するのが、営業・マーケティングのプロ人材です。
顧客ニーズを捉えた戦略立案から実行までをカバーし、販路拡大やブランド強化に貢献します。競争環境が厳しい市場で成果を出すために不可欠な存在です。
営業のプロ人材については、以下の記事をご覧ください。
人事・組織課題を解決するプロ人材
人事・組織課題を解決するプロ人材は、評価制度や等級制度の設計、人材育成の仕組みづくりなどを通じて、従業員の成長と定着を支援します。
組織開発や働き方改革に強みを持ち、社内のパフォーマンスを最大化することが可能です。とくに人材不足や離職率の高さに悩む企業に求められる領域です。
人事・組織課題を解決するプロ人材については、以下の記事をご覧ください。
IT・DX導入を推進するプロ人材
システム導入やデータ活用などを通じて、業務効率化や新規事業創出を後押しするのが、IT・DX導入を推進するプロ人材です。
最新のテクノロジーを取り入れ、組織のDXを加速させることで、企業の競争力強化につなげられます。この領域は、エンジニアやデータサイエンティストなど先端分野の専門家が担います。
顧問については、以下の記事をご覧ください。
プロ人材の導入方法
プロ人材を導入するには、いくつかの方法があります。企業の経営課題や必要とする期間、コスト感に応じて最適な手段を選択することが重要です。
ここでは、代表的な3つの導入方法についてご紹介します。

正社員として採用する
もっとも一般的なプロ人材の導入方法は、正社員として採用するケースです。
長期的に経営や事業に関わってもらう必要がある場合に有効で、安定的に専門性を発揮してもらえます。
ただし、採用活動には時間とコストがかかるほか、ミスマッチが生じた際のリスクが大きい点も考慮する必要があります。
プロフェッショナル人材戦略拠点に相談する
内閣府が設置を推進している「プロフェッショナル人材戦略拠点」を通じて、プロ人材の活用に関する無料相談やマッチング支援を受ける方法もあります。
自治体や支援機関が仲介するため、信頼性の高い人材とのマッチングが期待できるでしょう。
ただし、マッチングまでに時間がかかったり、対応可能な人材が限られていたりする場合もあり、スピードを重視する企業には不向きなケースもあります。
業務委託型のプロ人材紹介サービスを活用する
プロ人材の導入方法として近年注目されているのが、企業とプロ人材をつなぐ業務委託型の人材紹介サービスです。
必要な時期や期間だけ契約できるためスピード感があり、実行支援まで担える人材を柔軟に活用できるのが強みです。短期的な課題解決や、特定分野における実行支援に適しており、幅広い人材のなかから選べる点もメリットです。
なお、業務委託型は月額報酬やプロジェクト単位での契約となるため、内容に応じて柔軟にコスト調整できる反面、コストに見合った成果が得られるかを見極める視点が重要です。
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プロ人材の採用に活用できる補助金はある?
各地方自治体では、プロフェッショナル人材事業や副業・兼業人材の活用を促進するために、プロ人材の受け入れに係る費用の一部について、補助制度を設けている場合があります。
マッチングにかかる費用を補助するケースもありますが、多くの場合、内閣府の「プロフェッショナル人材戦略拠点」を通じたマッチングであることが補助対象の要件となっています。
対象となる企業規模や活用目的など、条件は自治体ごとに異なるため、詳細は各自治体や支援機関に確認しましょう。
プロ人材の活用事例
ここでは、パソナJOB HUBが提供する顧問コンサルティングサービスの活用事例をご紹介します。
自社でプロ人材の導入を検討する際の参考にしてください。
【新規事業】一貫した支援で意思決定のスピードと精度が向上(サッポロホールディングス株式会社様)
ビールの製造・販売を主事業としているサッポロホールディングス株式会社様では、新たな領域への参入において、既存事業が大きいことや保守的な社風もあり、優先度が上がらないという課題がありました。
そこで、パソナJOB HUBを通じて新規事業のプロ人材を活用。新規事業の知見を持つプロ人材に、データビジネスモデルの構築から各企業への提案活動までの一貫した支援を受けました。
結果として、もっとも変化があったのは、数字への意識です。数字1つひとつの根拠を明確にし、それをもとにしたアクションを考えることで、事業方針の解像度が上がり、新規事業へのコミット力が高まりました。
サッポロホールディングス株式会社様の事例については、以下の記事をご覧ください。
【営業支援】物流業界への新規参入を迅速に支援し、売上3.6倍を実現(株式会社タイミー様)
スキマ時間を活用した企業とアルバイトとのマッチングサービスを展開する株式会社タイミー様では、コロナ禍において、主要顧客である飲食業界からのニーズが大幅に減少。新たに物流業界への展開を図るにあたり、業界知識や人脈が不足していました。
そこで商談スピードと確度向上を目的に、パソナJOB HUBの物流業界に知見のある営業プロ人材を活用。
結果的に物流業界の顧客が全体の7割を占めるまでに成長し、半年間で売上3.6倍を実現しました。
株式会社タイミー様の事例については、以下の記事をご覧ください。
【人事・組織支援】管理職の変化に経営陣が驚いた研修効果(株式会社ニコンテック様)
ニコンが製造する液晶露光装置、半導体露光装置の保守、メンテナンスを担う株式会社ニコンテック様では、管理職の意識や考え方に課題がありました。また、全国に複数ある事業所間の横のつながりが希薄で、組織全体としての一体感の醸成も求められていました。
そこで、パソナJOB HUBを通じて、人事・研修のプロ人材を活用。その結果、研修を受けた管理職の行動が明らかに変化し、経営陣からは「どんな魔法を使ったのか」と驚きの声が上がるほどの成果が見られました。
株式会社ニコンテック様の事例については、以下の記事をご覧ください。
自社に合ったプロ人材を依頼するなら、ProShare(プロシェア)
プロ人材とは、企業の経営課題を解決できる専門的なスキルや経験を持つ人材のことです。プロ人材の導入方法のなかでも、近年、必要なタイミングだけ専門人材を活用できる「スポット型の営業支援サービス」に注目が集まっています。
パソナJOB HUBは、まさにそのスポット活用が可能な支援サービスとしてProShare(プロシェア)を提供しています。
大手企業や一流企業で成果を上げてきたプロ人材が多数登録しており、企業ごとの課題に応じて最適な人材を紹介可能です。週1日からの稼働や短期支援など、必要な分だけ、プロフェッショナルのスキル・ノウハウを取り入れられます。
これまでに2,500社以上の企業に導入されており、業界や業種を問わず、幅広い課題解決に活用されています。
導入は、ヒアリングから最短1週間で支援開始が可能です。初めての依頼でも、専任コンサルタントが導入から稼働まで伴走するため、安心してご利用いただけます。
初回相談・人材提案はすべて無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
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よくある質問
プロ人材とはどのような人ですか?
プロ人材とは、経営・人事・営業・IT・DXなど特定分野において高い専門性と経験を持ち、即戦力として成果を出せる人材です。
フルタイム雇用に限らず、必要な期間やテーマごとに柔軟に活用でき、企業の課題解決や成長戦略を支える役割を担います。
プロ人材の種類は?
プロ人材には、経営戦略・事業推進のプロ人材、営業・マーケティングのプロ人材、人事・組織課題を解決するプロ人材、管理部門を支えるプロ人材、IT・DX推進を推進するプロ人材などがいます。
それぞれが専門分野で企業の課題解決や成長を支援し、必要な局面に応じて選択されます。
プロ人材の導入方法は?
プロ人材を導入する方法には、正社員として採用する方法、国が設置する「プロフェッショナル人材戦略拠点」を活用する方法、業務委託型のプロ人材サービスを利用する方法の3つがあります。
目的やコスト感に応じて選ぶことで、効率的な経営課題の解決が可能です。
【参考・引用にしたURL】
参考①厚生労働省:プロフェッショナル人材事業について
参考②内閣府:プロフェッショナル人材事業 よくある質問