導入の決め手
私たち光和精鉱株式会社は、福岡県北九州市において産業廃棄物処理および資源リサイクル事業を展開しています。
当社独自の「塩化揮発法」により、有価金属の回収や資源循環を実現し、持続可能な社会づくりに貢献しています。
こうした事業を支えるうえで、大型設備の安定稼働と継続的な設備改善は極めて重要です。
そのため、設備エンジニアリングに関する専門知識や技術を持つ人材の育成を、中長期的な経営課題の一つとして認識していました。
設備エンジニアリングは専門性が高く、経験や知見を体系的に継承していくことが重要です。
当社では従来から人材育成に取り組んできましたが、さらなる技術レベル向上と教育体制の強化を目指し、外部専門人材の知見を取り入れることを検討しました。
そのような中、パソナJOB HUBのProShare(プロシェア)を通じて、当社が求めていた設備エンジニアリング分野の豊富な経験を持つ専門人材をご紹介いただきました。
専門性の高さに加え、社員に寄り添いながら伴走支援いただける姿勢にも共感し、導入を決定しました。
実際に得られた成果
最も大きな成果は、設備エンジニアリングに関する知識やノウハウが、社員の中に着実に蓄積され始めたことです。
たとえば設備投資や設備建設において重要となる工程管理について、プロ人材から基礎的な考え方や進め方を学びながら、実際の案件を題材としたOJT形式で教育を実施しました。
社員自身が工程表を作成し、その内容について助言を受けることで、実践的な知識とスキルを身につけることができました。
半年間の支援を通じて、設備エンジニアリング未経験の社員でも工程表を主体的に作成できるようになり、プロジェクト全体を見通しながら業務を進める力が向上しています。
工程管理の精度も高まり、計画的な設備投資や工事推進につながっています。
また、今回の取り組みを通じて、設備管理や設備投資を単なる経験則に頼るのではなく、論理的に考えながら進める文化が少しずつ社内に浸透し始めています。
教育を受けた社員だけでなく、周囲の社員にも前向きな変化が広がっており、組織全体のレベルアップにつながっていると感じています。

今後の展望
現在、プロ人材による支援は第2フェーズに進んでいます。
第1フェーズでは工程管理の体系化を中心に取り組みましたが、第2フェーズでは設備管理に関わる管理職層の育成や、設備エンジニアリング知識のさらなる高度化を進めています。
また、見積仕様書の標準化や業者選定の考え方など、設備エンジニアリングに関する知見の仕組み化も進めています。
個人の経験や勘に依存するのではなく、組織として知識を蓄積し、継続的に活用できる体制の構築を目指しています。
今回の取り組みを通じて、設備エンジニアリングに必要な技術や知識が整理され、当社が目指していた教育体制構築への道筋も見えてきました。
光和精鉱は今後も、社員一人ひとりの成長と技術力向上を通じて、持続可能な資源循環社会の実現と事業の発展に取り組んでまいります。

