導入の決め手
コロナを始めたとした外部環境の変化の中で、弊社の人事制度は年功序列が前提となっておりましたので、社員の平均年齢が高くなり、業務が硬直化し、若手が育ちにくい状況でした。ですが、社員としては今の制度に不満を感じていませんでした。
外部環境が一変し、業界自体も変化していく中で、弊社としては「変化対応の遅れ」が起きていると危機感を覚えていました。人材は経営にとって重要な資産です。

だからこそ、10年後を見据えた人事制度の改定を検討し始めました。ただ、弊社には、将来に適合する人事制度を構築するノウハウがありません。外部の力を頼るにせよ、課題は企業によって千差万別です。人事パッケージの場合には、ハレーションを起こす可能性もありました。
形骸化する人事制度にするわけにはいきません。そのため、今回は弊社固有の課題を傾聴し、適する制度を模索し提案してくれるプロ人材に非常に魅力を感じました。
実際に得られた成果
導入後、プロ人材からは人事制度のこと以前に「どんな会社であるのか、会社の企業理念は?」ということを丁寧にヒアリングいただきました。人事制度を変えることが目的ではなく、人事制度を通じてどうしていきたいのか、ということに着眼をいただいたことで、変えるべきところと、変えないところを明確にすることができました。
一つ、例を挙げるとするならば「内野らしさ」。弊社の社員は全員が誠実で、何事にも向き合う特徴があります。この内野らしさはしっかりと残しつつも、変化を恐れず常に行動に移せる体制をどう築いていくか。人事制度を通じて、つくりたい組織の未来を考えることができました。
改めて「何が課題なのか」を構造的に、そして体系的に理解をし、言語化していく。プロ人材との対話の中で、この体験をできたことが大きな成果の一つだなと思います。

プロからの意見は説得力が違う。もともとコンサルタントにアレルギーのある会社ではありませんでしたが、外部からの人材の意見を聞く風潮ができ、変化に前向きな人が増えてきたのはとてもよい傾向だと感じています。こういう手法があるのか、こういう視点があるのか、という新鮮さが、社内にいるだけでは中々得られません。
これは小さい変化かもしれませんが、組織としてはとても大きなことです。支援の主目的である人事制度の構築だけでなく、このような効果が起きたことも弊社としては非常にありがたい成果だと感じています。
今後の展望
既存の製品群を軸として、常に変化し続けられる組織にしていきたいと思っています。社内の人間がスキルアップをしていくとともに、外部の意見をインプットし素直に行動できるようになれば、会社がどのような状況になっても強く生き残れると思っています。外部のノウハウを取り入れる重要さを浸透させていき、会社として成長していきたいと思います。
