導入の決め手
当社はミスミグループで製造業の部品調達の課題を解決する、meviyというサービスを提供しています。サービス拡大に伴い、エンジニア採用を強化していく必要がありましたが、採用の体制については採用戦略の立案・カジュアル面談等も社長自ら行っており、属人化している状態でした。また、対外的に技術力をアピールするノウハウが不足しており、候補者の母集団形成も伸び悩んでいました。
こうした状況を打開するために、エンジニア目線で技術をアピールでき、かつ経営目線を持って自組織課題に立ち向かえる人材が必要でした。ただ、エンジニアは開発業務が主業務なので、戦略的に採用まで取り組める人材を急には捻出できないですし、育成には時間がかかります。
そんな時に、ProShare（プロシェア）から、最適なプロ人材を提案頂きました。エンジニア採用責任者として母集団形成に尽力し、採用だけではなく現役エンジニアでもあるため情報の鮮度も高く、技術面でもエンジニアがどういったところに興味を持つのか、というエンジニアの気持ちもわかる部分にとても魅力を感じましたね。また、急成長を支えたエンジニア組織においてマネジメント経験があり、当社と近しい状況の経験を持っていることも決め手の1つでした。
実際に得られた成果
求めていたエンジニアは、3D CADのデータから形状情報を抽出・認識できるエンジニアやWEBアプリケーションエンジニア、インフラエンジニアと多岐に渡っており、かつ当事者意識を持った人材を条件としていたため、採用難易度も非常に高かったと思います。そのため、プロ人材と壁打ちをしながら、3つの施策を行いました。
①人材エージェントとのリレーション強化：わかりやすいジョブディスクリプション作成し、説明する
②採用組織強化：採用専任者を採用する
③採用ブランディング強化：採用ピッチ資料や技術ブログを発信する
プロ人材には技術視点でのジョブディスクリプションの言語化や採用ピッチ資料の形態を提案いただき、時には経営における技術戦略の壁打ち相手としても支援いただきました。結果的に、採用人数は前年度比2倍を達成し、プロ人材とともに採用専任者も採用してエンジニア採用体制も強化できたので、支援にはとても満足していますね。
今後の展望
活用してみて感じたことですが、経営目線の人材は確保するのも高コストであり、仮に採用後にミスマッチがあった時はリスクも高いです。その点、ProShare（プロシェア）は、期間コストともに柔軟に対応でき、ミスマッチも防げるのでリスクも低いサービスだと思いました。
引き続きプロ人材から得た知見を活用しながら、エンジニア採用を行いつつ、今後はヨーロッパやアメリカ・中国・アジアにも事業を広げていき、より世界中の方にmeviyを使用してもらいたいと考えています。世界で最も「時」にこだわる会社として、ミスミグループのデジタル戦略における要となり、IA産業全体のDXに貢献していきます。
